浴室は、在来工法とユニットバスがあります。

ユニットバスは床が一体成型になっているため配管接続部分を除いて漏水の心配がまず無いという利点があります。
また、タイルと違って床が冷たいことも無く、機密性も良いので、冬場は暖かく助かります。その一方で、天井の梁加工はできても床の加工はできないので、鉄骨造の建物の場合角には設置できないといった欠点もあります。
さて、ユニットバスには1014～1624に至るまで様々なサイズバリエーションがあります。

ここでいう1014とは、ユニットバスの内法寸法の縦、横がそれぞれ1000mm・1400mmであることをさします。

戸建て住宅では一般的に1616つまり縦横が1600×1600の一坪タイプが多いです。

マンションにはマンション用のユニットバスがあります。（戸建て用に比べて天井高が少し低いです。）

また、最近の主流はバリヤフリーデザインで洗面所の床と段差なしで設置することが可能です。（一部マンションでは床下の配管スペースの都合上できない場合があります。）

既存の浴室に窓がある場合はユニットバスに交換してもその窓はいかすことが可能です。


価格の目安は、サイズ、仕様（ジャグジー・浴室暖房乾燥・TVなど）により大きく変わりますが、浴室の工事のみで80～200万円位が一般的です。

また、追い炊きを付けるために給湯器をセットで交換するケースも多いので、その場合は+20～25万くらい工事費は増えます。

なお、木造戸建住宅では、在来工法の浴室からのリフォームの場合、脱衣場と浴室の境の床下地や土台が腐っているケースが良く見られます。

工事期間は、戸建住宅で一週間～10日（土間をコンクリート打するため）、マンションで４～５日が目安となります。

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